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子供の指しゃぶりについて①
こんにちは、歯科受付の藤原です。
皆さんお花見は楽しまれましたか?
私は今年初めて、夜桜を見に行きましたが楽しかったです^ ^
最近急に暑くなり、激しい気温の変化で体調を崩される方も多い
と思います。
GW前ですし、体調にはくれぐれも皆さんお気をつけください。
さて、今回は【子供の指しゃぶり】について紹介します。
まず子供はどうして指しゃぶりをするのか、と多くの方が疑問に
思っていることでしょう。
参考資料では、母乳や哺乳瓶の代わりや、原始反射の吸啜反応の
一種寂しさなどを精神的に安定させるなど考え方まで様々です。
近年、お母さんのお腹の中の胎児の時にも、同様に指しゃぶりを
している画像が見つかったという報告もあります。
つまり、まだはっきりと指しゃぶりの原因は解明されていないのが
現状です。
次に、指しゃぶりをやめる時期の目安です。
指しゃぶりは早ければ、生後2ヶ月から始まり、5歳ぐらいには
自然に消えていくことが一般的です。
また、歯科の観点からいえば3歳から指しゃぶり対策を始めるのが
いいと考えます。
3歳からと考える理由が、3つあります。
まず一つ目が、歯と歯の間に指が常に入っている状態が続けば、
噛み合わせた時に上下の歯の間に隙間ができてしまいます。
その為将来、出っ歯や開咬(かいこう)になる可能性があります。
2つ目は、うまく発音ができない、舌ったらずになります。
例えば、サ行のように上の顎に下をつけて発音することが、
舌が指しゃぶりで押さえられ、上がりにくくなるので
言いにくくなります。
3つ目が、長時間指しゃぶりが続くと、口が常に開いた状態が癖に
なり、口呼吸となってしまう事もあります。
口呼吸になってしまうことによって、虫歯や歯周病のリスクが
高くなるだけでなく、口臭が強くなったり、睡眠無呼吸症候群にも
なるリスクもあります。
指しゃぶりの辞めさせ方については、次のスタッフブログで
お伝えします★
お楽しみに٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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