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自宅でできる嚥下力(えんげ)チェック★
自宅でできる嚥下力(えんげ)のチェック方法
嚥下力の主なチェック方法は次の通りです。あくまでも簡易的なものですので、大体の嚥下力を図る目安となります。また、安全に十分注意して行いましょう。
食中・食後に咳や痰があるか
食事中に集中して咳が出る場合や、食事を開始した途端に咳・痰の量が増えたりした場合は誤嚥が疑われます。
水飲みテスト
30mlの水を通常通りに飲んでもらう方法です。重度の嚥下障害が疑われる方などには、行わないほうがいいでしょう。この際、水を飲み終わるまでの時間や状態を観察します。5秒以内に1度でむせることなく飲めると正常です。
《嚥下力低下のサイン》
・5秒以上かかる。または、2回に分けて飲む
・1回で飲めるがむせることがある
・2回以上に分けて飲み、さらにむせる
・むせがちで、全量飲めない
また、すするように飲む、含むように飲む、口唇から水があふれる、むせながら無理に動作を続けようとする、注意深く飲むなど、飲み方を注意してみておきましょう。
フードテスト
プリンやお粥などの飲みこみやすい食材を使って、嚥下の状態を確認する方法です。数回繰り返します。次の反復唾液嚥下テストと合わせて評価するといいでしょう。2回繰り返して、悪い状態のほうを評価します。
《嚥下力低下のサイン》
・飲み込めない、むせまたは呼吸変化がある
・飲み込めても呼吸変化がある
・飲み込めて呼吸が良好でも、むせたり、声が湿った感じのかすれ声になったり、口の中に食べ物が残ったりする
反復唾液嚥下テスト
唾液の嚥下を、できる限り多く30秒間続けます。
《嚥下力低下のサイン》
・30秒間に2回以下の場合
嚥下力は、個人差にもよりますが50歳前後から低下していく方もいるようです。
もし、ご自身や身近な方の嚥下力をチェックしたい方がいらしたら試してみてください★
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