スタッフブログ
- トップ
- 南森町たむら歯科ブログ
- スタッフブログ
- 歯と認知症の関係性
歯と認知症の関係性
こんにちは、歯科助手・受付の藤原です。
今回は歯と認知症の関係性について少しお話ししていきます★
その前にまず認知症とどのような病気なのか説明していきます。
かつては痴呆症といわれていた「認知症」とは、
いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなった
りしたためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出て
いる状態のことを指します。
認知症は病名ではなく、まだ病名が決まっていない“症候群”です。
つまり医学的には、まだ診断が決められず、原因もはっきりしてい
ない状態のことを表しています。
歯とはどのような関係性があるのかというと…
東北大学が行った研究から、高齢者の歯の残存数と認知症との関連性を見ることができます。
健康な人では平均14.9本の歯が残っていたのに対し、認知症の疑いのある人では9.4本と明らかな差が見られます。
また、残っている歯が少ないほど、記憶や学習能力に関わる海馬や、意志や思考の機能を司る前頭葉の容積などが少なくなっていた事がわかりました。
また神奈川歯科大学の研究結果では、
残っている歯の数が20本以上ある人と比べて歯が無く、
入れ歯も入れていない人の認知症リスクは1.9倍。
良く噛んで食べることができる人に対して、
あまり噛めない人の認知症リスクは、1.5倍と高くなっています!
このような結果から、歯が無くなると、脳が刺激されなくなり、脳の働きに影響を与えてしまうという事が判明したのです。
皆さんも歯の定期健診をしっかり行い元気に過ごしましょう^ ^
歯を健康に保つ事が、身体全身の健康への第一歩になります🎶
Copyright © 南森町たむら歯科 All Rights Reserved.